家族ゲーム ネタバレ 結末は家族が破滅

櫻井翔さんが主演するドラマ『家族ゲーム』 のネタバレに
なりますが結末を調べてみました。





原作での結末は・・・

弟・茂之が吉本の指導で、
成績を上げていき
そして、いつしか学校のなかでもトップクラスになります。


いじめは相変わらず受けますが、
兄・慎一と同じ学校にも行けるレベルにまで到達。


今まで引きこもりだったのが嘘の様に
吉本の指導で変化していきます。


兄・慎一は自分の気持ちとは関係なく
親の「自慢」であり続けることに疲れてしまっています。


両親の態度は成績の良し悪しによって、
簡単に変わってしまう。


そんな日常のイライラを万引きや、暴力で
晴らしていましたがそれも限界・・・。


やり場を失った兄・慎一は遂に両親に向かって
こう言います。


『これで僕は、選手交代させて、いただきます。』

「今まで、みなさんの自慢話の種として長い間頑張ってきましたが、

これからは茂之さんが、立派にやってくれるでしょう」

そして兄・慎一は引きこもるようになります。



弟・茂之も何とか進学しますが、以前のいじめっ子
達にまたイジメられ登校拒否になります。


学校に行きたくない、
でもそれでは家に居場所が無くなるので
父親に、こういいます。


『今の学校を退学して更に上の学校に入学するため
受験をやり直す。』



母親はそんな2人に泣き崩れ、
「お願いだからお母さんの為に学校に行っておくれ」という。

「誰もお母さんの言うことを来てくれない・・・なんでなの？」

父親も怒鳴り散らすけど、何の説得力もない。

ここで兄・慎一は悟ります。


母親は子供たちが学校にいかなくなった理由を
聞こうとはしません。


母親は自分の理想を子供たちに押し付けている
だけなんだ・・・ということを。


自分の人生なのに自分の思い通りに出来ない。
家族の中に居る限り、この両親のご機嫌をとり
言いなりになるだけなんだ・・・。


吉本も家庭教師としての限界を感じます。


一時的に茂之を強制的に指導したとしても、
家族という枠の中でそれぞれが作用して
育っていて、今があるのだから人の人格を
変えることは容易ではない・・・・


弟・茂之の成績を上げるというミッションには成功し
吉本は家族から感謝されますが後味の悪い様子で、
結局家族の皆が無力になって、
吉本がいなくなった沼田家は、
家族が壊れていくという終わり方です。


原作では吉本の過去の話はありません。

人を殺したという設定もありません。

ドラマのオリジナル設定のようですね。


現代の若者の過去には
何かしら黒い過去があるという描写でしょうか。


暴力的で破天荒で、
強制的なのは原作でも同じです。


それぞれの登場人物の根本的な
人間性は変わっていないようです。


父親の事勿れ主義のところや、
母親の優柔不断な部分が特に強調されています。


忽那汐里が演じる浅海舞香は、
今回のドラマでオリジナルの登場人物のようですね。


原作での沼田家は、
もっと一般的な団地に住む一家で、
父親は工場を経営しているという設定で、
特にお金持ちではありません。


今回のドラマは立派な家に住むお金持ちで、
若い女性との浮気を組み込んだオリジナルのようです。
見てても、その方が楽しいですもんね。

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